壮大なタイトルですけど、ボールペンの話でした・・・


フィッシャーのスペースペンです
アポロにも乗ったボールペンです!
NASAが公認している唯一のボールペンで、アメリカのすべての宇宙飛行士はもちろん、旧ソ連の宇宙飛行士にも使われているらしいです


フツーのボールペンは、重力でインクがペン先にいくので、仰向けに寝ながら書こうとしたり、水に濡れた紙や無重力のところで書こうとするとインクがでません
でも、このボールペンは、インクタンクに窒素を封入することによってどんな状況下でも書くことができます!
インクにも工夫があるみたいで、100年放置しても書けるらしいです(私は100年放置実験をしてないので受け売りですが・・・)
このボールペン自体もすごいですが、私はこのボールペンにまつわるあるエピソードが好きです

このボールペンのメーカー「フィッシャー」は、NASAの厳しい検査をクリアするボールペンを開発するために100万ドル以上をかけたそうです

一方旧ソ連はボールペンの開発にお金はかけずに鉛筆を宇宙に持っていったという話です
このボールペンひとつでアメリカと旧ソ連の考え方みたいなのが表れているなぁと思える話ですよね

ところで最近「三菱鉛筆」から「
uni POWER TANK 」というこのスペースペンの「逆さにしても書ける」「濡れた紙にも書ける」「無重力でも書ける」という性能をうたったボールペンが出てます

しかも値段は210円

スペースペンのモデルにもよりますが、ほぼ10分の1の値段で買えちゃいます

誇大広告じゃないことを実験します!
実験ノートはまた今度

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