その日の宿泊と、次の日の飛行機がすでに手配されていて、成田のホテルに1泊泊まって、翌日羽田から沖縄に帰れとの指示が・・・
成田⇔沖縄の直行便は、私が乗るはずだった1便しかなくて、その便は夕方の便です
翌日帰ろうとすると羽田からしか便がありません
もちろん東京での宿泊と、成田→羽田のリムジン、翌日のチケットは航空会社持ちで手配してくれるのですが、朝から成田→羽田を移動するのは風邪っぴきの私にはシンドイので、羽田のホテルにしてくれと交渉したのですが、成田のホテルしか手配できないと断られ、仕方ないので手配されていた翌日の便を1便遅い時間に変更してもらい渋々チケットを受け取りました
本当はあまりにも旅行で長期間会社をサボっているので、帰国した翌日から出社のつもりで休暇を取っていたのですが、翌朝に出社できるわけもなく、とりあえず会社に電話をかけ、事情を話し、沖縄に帰り次第会社に行くと伝えて了解をもらいました
入国を済ませて私が真っ先に空港で行ったのは薬局・・・
半日以上鼻水と格闘して頭がボーっとしていたので、とりあえず鼻炎薬を買って、コンビニで水と新聞を調達しようと思ったのですが、すでに夜だったので夕刊も売り切れていてとりあえず水を買って薬を飲みました
(私が帰国した前日に安部さんが総理大臣を辞めると爆弾発言をしていたので、事態を把握したくて新聞が欲しかったんです)
ホテルへ行くリムジンバスには私と同じ被害にあった人数名が同乗してました
被害者の中には、成田で乗換えで、アジアの別の国に行く予定だった人もいたのですが、同じホテルに泊まっていたのでおそらく一度日本に入国したんでしょうねぇ
ビザ関係はよくわかりませんが、日本に入国するためにビザが必要な国の人だったら空港から出れなかったのでは?と考えたりもして・・・
映画で「ターミナル」ってありましたよね?入国できずに空港に1年以上住んでた人の実話が・・・
もし、ビザが必要な国の人で、飛行機の遅延で乗り換えられなかったら、空港の中で寝ろって言われるのかな?
どなたかご存知の方がいらっしゃったらぜひ教えてください!
ホテルに着いたら、またもや即席カウンターが出来ていて、まぁその点は対応はしっかりしていました
(遅延をやらかしたのはエアカナダですが、私はANAのマイルで行ったので、対応は全てANAがしてくれました)


ホテルでは夕・朝食の2食付でしたので、まぁ快適!
次の日のリムジンバスの時間を聞いたりするのももちろん日本語なので、こういうトラブルの時に日本でよかったとつくづく思いました

こんな状況だったので、私は安部関係のニュースをテレビでチラッと見ただけで爆睡・・・

翌朝、おそらく航空会社指定のホテルなのでしょうが、制服を着た外人パイロットが優雅に英字新聞を読みながら朝食を食べていたりと、日本に帰って来はしましたが、まだまだ海外気分を味わいながら私は納豆ご飯を・・・

とりあえず成田へ引き返して、リムジンバスに乗る前にスタバに寄って、アメリカで買い込んできたタンブラーで本日のコーヒーをお買い上げ

成田のスタバは日本全国のご当地タンブラーが勢ぞろいしていて、よっぽど買おうかと思ったのですが、その土地で買ってこそだと思い直しました

さすがに成田のスタバの店員は、全国のタンブラーを知っているだけあって、私のタンブラーを見て、「見たこと無いですけどどこのですか?」とのお声がけが

「シアトルに行ってたんですよ~1号店で買いました

」としばしスタバ談義をして、いざリムジンへ

バスに乗っている最中に会社の同僚からメールがあり、「午後以降の沖縄便は欠航が決まってるけど大丈夫?」って
????私は晩に帰国して、安部に気を取られていて、完全に浦島太郎だったんです
沖縄に台風が近づいているなんて知る由もナシ!!!
バスに乗ってしまっているので、とりあえず羽田に向かったら、すごい混雑・・・
私は前日の成田からのチケットと、遅延証明書しか持っていなかったので、窓口でしかチケットをもらえなかったのですが、長蛇の列!!!
電光掲示板の沖縄便には軒並み「欠航」の文字が・・・
私が乗る予定の便は、かろうじて「条件付運行」の表示だったのですが、窓口が長蛇の列で、チェックイン時間が過ぎてもまだ列の途中・・・
私の便の次の便からは欠航が決まってました

係員を呼び止めて、やっと横入りさせてもらったのですが、ややっこしいチケットだったので、発券に時間がかかり、出発予定時間の5分前にやっとチケットを手に・・・
海外からの帰りなので荷物がけっこうあったのですが、預けることも出来ずに、係員に言われるまま羽田を全力疾走・・・
前日から鼻炎薬を飲み続けていたので私の粘膜という粘膜は乾燥気味・・・
喉が渇いても休むことも出来ずにゲートまでスーツケースを抱えたまま全力疾走でどうにか飛行機に乗せてもらえましたが、乗る前に、「引き返すかも」とのお言葉・・・
通常、天候不良による欠航の場合、宿泊などの保障はないのですが、私の場合前日の機材不良が元々の原因なので、その点どうなるかを確認したのですが、出発間際ということもあり、引き返してしまってから考えましょうと言われ、バタバタと搭乗して出発・・・
離陸してからもずーっと沖縄には降りれないとのアナウンスを浴びつつのフライトでした

九州上空くらいまで来たあたりでも、「沖縄は規定の風速を超えているので降りれません」と言われ、それでも沖縄に向かって飛んでいる状態でした
通常ですと宿泊保障は無いので、頼むから沖縄に帰してくれ~と思うところなのでしょうが、私の場合は、もし羽田に引き返したら宿泊保障の交渉の余地があったので(というか、ごねてでもホテルを手配させるくらいの勢いでしたが・・・)、どうせ会社に行けないんだし、次の日は休み・・・東京見物がしたい!とフライト中ずーっと「引き返せ!引き返せ!」コールを心の中で叫んでいました

しかし!残念なことに強行突破なのか那覇に着陸しちゃったんです。。。
それでもすごい強風で滑走路に下りてからも飛行機がグヮングヮン揺れるような横風でした

疲れていたので、モノレールで帰るつもりはさらさらなかったので、タクシーに乗って住所を言ったら、さすがに観光客だとは思われなかったみたいで、「飛行機降りれたの?どこから?」と運転手からリサーチの嵐・・・
昼過ぎにはどうにか自宅に帰り着く事が出来て、疲れていたのでそのまま寝てようかとも思ったのですが、私の仕事は台風になると忙しい職種で・・・
帰ってこれた事はそのうちバレてしまうでしょうし、渋々ながら暴風雨の中、夕方出社しました

台風がらみの忙しさはピークは、午前中で過ぎていたみたいで、一応職場は落ち着いていましたので、定時までボーっとして帰宅
カナダからの帰国は悲惨な2日間でした

過去に函館から離陸できなくて、羽田での乗り換えに間に合わなかったというトラブル(この時は最終便に間に合って、空港の裏の階段を荷物を持って走らされました)や、海外の空港で荷物が出てこなかったというトラブルはありましたが(その時は、荷物だけ乗り継ぎに間に合わなくて、次の便で荷物が送られてきました)、今回のトラブルは自分の中ではNo.1のトラブルですねぇ

もう2度とエアカナダには乗るもんか~!PR